【はじめに】 はじめに |
責任範囲 このソフトウェアを使用して発生したいかなる損害にも、 作者は責任を負わないものとします(各自の自己責任で使用してください)。 このソフトウェアにバグ等の不具合が発見されても、 作者はバージョンアップの責任を負わないものとします。 サポート サポートはSDPCメーリングリストにて行っています。 アドレス: http://www002.upp.so-net.ne.jp/y_matsu/sd/sdpcml.html 上記連絡先のメールアドレスに質問されても対応しかねますのでご了承ください。 このマニュアルは win7以降のwindowsでヘルプが表示されなくなり、HLPファイルを基に独自に作成したもです使用に当たり、HTML作者は責任を持ちません、自己責任でご使用ください。 HTML作成者 山形SD愛好会 渡邊 |
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【使用方法概要】 1.あらかじめsd32,sdttyなどのコールシークエンス作成ソフト※1でコールを作成し(通常C:\sd\sequence.[レベル]という ファイル名で出力されます)、 テキストファイルに出力しておきます。2.メニューの[ファイル]-[シークエンステキストを読込]をクリックし、出力したテキストファイルを選択して [開く]とすることで、コールシークエンスを読み込みます。 3.読み込んだシークエンスは↑↓キーなどによって表示を切り替えながらコールすることができます。 ※1 対応しているコールシークエンス作成ソフトはsd32,sdtty,SD coupleなどです。 WinHashやCSDSなどのソフトには対応していません。 |
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【プログラム概要】 SDReaderはsdtty,sd32などのソフトで作成したコールシークエンスを読み込み、 *1登録したコールの編集
*2 部分書式設定
*3シークエンスのコピー・切取・貼付 |
【コールの編集】
コールを修正するには、コールリストにフォーカスを移動し、編集したい行で[Enter]キーを押します。
そうすると修正モードとなり、文字が青く反転し、修正したい文字を入力することができます。
修正が終わったら、再度[Enter]キーを押すと登録できます。
修正モードで入力をキャンセルしたい場合は[Esc]キーを押すと修正モードを抜けます。
シークエンスリスト、コール履歴も同様の操作方法で編集できます。
【コールの挿入・追加・削除】
コール行の挿入・追加・削除を行うには、変更したいコール行へカーソルを移動し
右クリックをします。すると、下のようなメニューが表示されます。
そして、[行の挿入]・[行の追加]・[行の削除]の行いたい操作をクリックしてください。
ちなみに[行の挿入]は現在の行の上に新しい行を作成し、
[行の追加]は現在の行の下に新しい行を作成します。
また、行を削除した後に元に戻すことはできませんので、ご注意ください。
【部分書式設定】
[設定(S)]-[オプション(O)]の"書式設定"の項目を"部分書式あり"に設定しておくと、
以下の方法で、コールリストの任意の文字を書式設定できます。
書式識別文字 (標準型) 識別文字(省略型)
太字 bold b
斜体 italic i
下線 underline u
取消線 strikeline s
文字色(黒) black bk
文字色(白) white wh
文字色(赤) red rd
文字色(青) blue bl
文字色(緑) green gr
文字色(黄) yellow yl
文字色(紫) magenta mg
文字色(水色) cyan cy
以上が設定できる書式です。
書式指定の方法は
{[識別文字][表示する文字]}
↑ ↑↑ ↑
注 識別開始と終了には 波括弧{ }波括弧 SDcouple でのコメントも 波括弧 なので コメント文 は[ ] 亀甲括弧等に修正する。
書式開始 スペース 書式終了
(例1):標準型書式設定
書式文字列 {blue HEADS}square thru 4
表示結果 HEADSsquare thru 4
(例2):省略型書式設定
書式文字列{bl HEADS}square thru 4
表示結果 HEADSsquare thru 4
また、書式は最高10段階まで重ねて指定できます。
(例3):階層書式指定
書式文字列{b HEADS {i square thru {gr 4}}}
表示結果HEADS square thru 4
注1:部分書式を指定した場合には自動で行替えがされなくなるため、
長いコールは画面をはみ出してしまいます。よって、コール編集で
適当な位置で[Ctrl]+[Enter]をして行替えを入れてください。
注2:プリンターで印刷される場合、書式文字列が解釈されずに、
そのまま印刷されてしまいます。ご了承ください。
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他のデ−タ−ベ−スにシ−ケンスを移動するときも利用出来ます。
例 Plusで作成したデ−タをMSのデ−タに移動する
F1 に Plusのデ−タ−ベ−ス
F2 に MSのデ−タ−ベ−ス
F1 の 画面で移動したいシ−ケンスを選択 上部にある メニュ− の 編集、コピ− を選択
(コピ−の代わりに 切取りでも OK 保険を考えコピ− を 選択した方が良い。)
F2 の画面 に 替える
メニュー の 編集 貼付 を 選択 これで 移動完了
移動完了しても 画面に 期待した 結果が現れないとき メニュー 表示 に チェック を入れる。
下記の図は AllLevel に チェック を 入れた もの
シ−ケンス 1 に すると 上部の緑色 で 囲んだ ところが MS に
シ−ケンス 3.4 は C1 に 表示 され 混在 している。
最初に MS で デ−タ−ベ−スを作成後 表示を AllLevel に チェック を 入れておけば
ファイル シ-ケンステキストの読込で 他のレベル の ものも 読込可
シークエンスのコピー→貼り付け
コピーしたい複数のシークエンスを選択して、 複数のシ−ケンスの選択は左クリックしたままドラックすれば良い。
選択したら、
上部にあるメニューの[編集]-[コピー]をクリックします。
そうすると、選択されたシークエンスデータがクリップボードに保存されます。
このクリップボードのデータは他のデータベースを開いて、メニューの[編集]-[貼り付け]で
コピーすることができます。
シークエンスの切り取り→貼り付け
コピーしたい複数のシークエンスを選択して、メニューの[編集]-[切り取り]を
クリックします。そうすると、選択されたシークエンスデータがクリップボードに保存されます。
注:この時に切り取られたシークエンスデータはデータベースから削除されます!!
このクリップボードのデータは挿入したい行へ移動してメニューの[編集]-[貼り付け]で
または他のデータベースを開いて、メニューの[編集]-[貼り付け]で貼り付けることができます。
検索・置換
検索をクリックすると検索画面が表示されます。この画面には置換メニュ−もあります。置換をクリックするとさらに「すべて置換」
のメニューが表示されます。すべて置換 は 表示されているデ−タ−ベ−ス内のコ−ル内の文字全てが置換されます。
ヘッダーにはレベル、チップタイマー起動・停止ボタン、チップタイマー、
枠の中にはコールシークエンス作成日時、著作者、SD Music Playerのステータス、
シークエンスのコメントが表示されます。
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【マークの変更】
コール後に、良かったシークエンスや悪かったシークエンス、
またはできなかったシークエンスなどを[1]〜[9]キー・[Shift]キーを押しながら[1]〜[5]キー、
またはシークエンスリストの右クリックメニューでマークすることができます。
1:コール未
2:チェック済
3:コール済
4:コールOK
5:スマイル
6:鉛筆
7:不明
8:注意
9:コールNG
[Shift]+1:シンギング
[Shift]+2:ローテート
[Shift]+3:オープニング
[Shift]+4:フィニッシュ
[Shift]+5:非対称
マークはシークエンスリストを範囲選択した状態で行うと、選択されたものすべてに同様の動作を
一括ですることができます。
範囲選択の方法は、[Shift]キーを押しながら↑↓キーで選択する方法
[Ctrl]キーを押しながら、↑↓キーで行を移動して[Space]キーで選択する方法
[Ctrl]キーを押しながら、マウスのクリックする方法
あと、マウスの左ボタンのドラッグにより範囲選択する方法があります。
【コール履歴の追加】
コール終了後は[H]キーまたはシークエンスリストの右クリックメニューでコール履歴追加することができます。
クリックすると履歴追加の画面が現れます。パ−ティ・例会名 の 欄 は 日本語表示が出来ます。この欄 を利用して
注釈を記入しても面白いかも。
コ−ル履歴は隊形表示の下に表示されます。
コール履歴追加はシークエンスリストを範囲選択した状態で行うと、選択されたものすべてに同様の動作を一括ですることができます。
範囲選択の方法は、[Shift]キーを押しながら↑↓キーで選択する方法
[Ctrl]キーを押しながら、↑↓キーで行を移動して[Space]キーで選択する方法
[Ctrl]キーを押しながら、マウスのクリックする方法
あと、マウスの左ボタンのドラッグにより範囲選択する方法があります。
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この位置でクリックを止める(マウスの指を離す)と after の 図のように 移動する。
befor after
【隊形表示】
登録されているコールに隊形があれば、それを表示します。
コールリストの行を切り替えることによって、この隊形表示も切り替わります。
【隊形・注釈の編集】
隊形・注釈の編集を行うには、変更したいコール行へカーソルを移動し
右クリックをします。すると、下のようなメニューが表示されます。
そして[隊形の編集]をクリックします。
Formationの右の文字を編集することで、隊形を編集することができます。
隊形の文字は
[カプル番号][性別][方向] の順で並んでいます。
カプル番号は1〜4 性別は男性がB,女性がG
方向は^が上,Vが下,<が左,>が右
となっています。
また、隊形を印刷したくない場合は[隊形消去]をクリックしてください。
注釈を編集したい場合は、
Noteの欄を編集してください。このNote: no欄には日本語表示可能ですが
画面の左下にあるシ−ケンス数の表示 の右には 文字化け した 注釈 が 表示 されます。英数字はそのまま表示されます。
編集が終わったら[OK]で変更内容が登録されます。
【コール時の操作】
コール時はシークエンスリストにフォーカスがある状態で操作する方法と、
コールリストにフォーカスがある状態で操作する方法があります。
シークエンスリストにフォーカスがある状態で操作する方法
シークエンスリストにフォーカスがある状態で↑↓キーによってシークエンスを切り替えることができます。
この方法でコールする場合は1シークエンスのコールが見えるようにコール数、フォント、画面サイズなどを
調整する必要があります。また、マウスのホイールによってもシークエンスの切替が可能です。
この方法だと、コール毎の隊形の表示はできませんが、PCの操作を最小限でコールできます。
コールリストにフォーカスがある状態で操作する方法
コールリストにフォーカスがある状態で↑↓キーによって現在のコール行を切り替えることができます。
さらに最後のコール行で↓キーにより次のシークエンスへ、最初のコール行で↑キーにより
前のシークエンスに切り替わります。
さらに[Shift]キーを押しながら↑↓キーでシークエンスを切り替えることができます。
こちらもマウスのホイールで制御可能で、普通のホイールでコール行の切り替え、右クリックをしながらホイールするとシークエンスを切り替えることができます。
この方法だと、PCの操作は増えますがコール毎の隊形の確認ができ、現在コールしている行が確認しやすい上に、
コール行によって画面をスクロールするので、画面が小さいノートPCでも大きなフォントでコールができます。
【コールのエクスポート】
[ファイル(F)]の[シークエンスのエクスポート(E)]をクリックすると上の画面が表示されます。
この画面でコールシークエンスをエクスポートすることができます。
1.エクスポート元のデータベースファイルを確認します。
デフォルトでは現在開いているファイルがエクスポート元のデータベースファイルとなっています。
もし対象ファイルが違えば、右の[参照]をクリックし、エクスポート元のデータベースファイルを
選択して[開く]をクリックしてください。
2.エクスポート先のデータベースファイルを選択します。
右の[参照]をクリックし、エクスポート先のデータベースファイルを選択して[開く]をクリックしてください。
3.エクスポートする日付の範囲を入力します。
左側のテキストボックスでエクスポート開始の日付、右側のテキストボックスでエクスポート終了の
日付を入力します。
例えば、2002年1月1日から2002年12月31日のコールをエクスポートするには左側のテキストボックスに
2002/01/01、右側のテキストボックスに2002/12/31と入力してください。日付を入力しないと
すべての日付が対象となります。ですので日付によってエクスポートの指定をしないときは
日付の入力をしないで下さい。
4.エクスポートするレベルを選択します。
ボタンを押すと、エクスポート元に登録されているレベルの一覧が表示されるので、
エクスポートしたいレベルを選択してください。レベルによってエクスポートの指定をしないときは
"すべて"を選択してください。
5.[実行(X)]をクリックします。
"該当件数が?件ありました。これらのコールを(エクスポート先データベース)に移動しますか?"と
表示されますので、件数を確認して[OK]を押すとエクスポートします。
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【コールシークエンスの印刷】
コールシークエンスを印刷する場合には、印刷したいシークエンスへカーソルを移動、または複数選択をし
メニューの[印刷]をクリックします。
そうすると選択されたコールシークエンスを指定のプリンタから印刷することができます。
また、コールシークエンスを選択して、メニューの[印刷プレビュー]をクリックすると下のように
印刷プレビューが表示されます。
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・カーソル移動・・・・・・・・・・・・・・・・・コール行の切替、フォーカスの切替に使用するカーソル移動キーのカスタマイズです。
・SD Music Playerとの連携・・・・・・SDReaderからSD Music Playerを操作するショートカットキーの
カスタマイズです。デフォルトではSD Music Playerのショートカットキーに合わせているので特にカスタマイズが必要でなければ
デフォルトのまま使用してください。
・その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・SDReaderで使用するその他のショートカットキーの
カスタマイズです。
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【オプション画面】
Menu バ− --> 設定 --> オプション を 洗濯すると 下記の画面があらわれる・
以下のタブを切り替えて必要な設定を行った後、[OK]をクリックすることにより、
設定が登録されます。
キーカスタマイズタブ
データベース切替タブ
フォント・色タブ
その他タブ
設定の保存先について
オプション画面の設定保存方法ですが、2通りあります。
SDReaderが1元管理する保存方法と、各データベースで管理する保存方法です。
通常はSDReaderが1元管理する方法が良いと思いますが、各データベース毎に
設定を切り替えたい場合は各データベースで管理する方法が便利です。
どちらを使用するかはオプション画面の下部の[設定の参照先]で、選択を切り替えてください。
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【キーカスタマイズ】
・カーソル移動・・・・・・・・・・・・・・・・・コール行の切替、フォーカスの切替に使用するカーソル移動キー
のカスタマイズです。
・SD Music Playerとの連携・・・・・・SDReaderからSD Music Playerを操作するショートカットキーの
カスタマイズです。デフォルトではSD Music Playerのショートカット
キーに合わせているので特にカスタマイズが必要でなければデフォルトのまま使用してください。
・その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・SDReaderで使用するその他のショートカットキーのカスタマイズです。
オプションメニュ− へ 戻る*****************************************************************************
【データベース切替】
・ファンクションキーによるデータベース切替・・ファンクションキーによって切り替えるコールデータベースファイルを指定します。
[F1]〜[F9],Shift+[F1]〜[F9],Ctrl+[F1]〜[F9]の計27個の設定が可能です。
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フォント・色】
シークエンスリスト・コールリストのフォントや、表示色の設定をします。また印刷時のフォントも指定できます。
それぞれ変更したいフォント・色の変更ボタンをクリックすると、フォント設定ダイアログまたは色設定ダイアログが表示されますので、
必要な設定した後に[OK]をクリックしてください。
さらに、このオプション画面の[OK]をクリックすると設定が有効となります。
注: フォントに日本語フォント の 設定も 可能です。表示に文字化けが起こったら
この オプション設定画面を表示して 画面下にある OK を クリック すれば良いです。
起動時に文字化けが起こりやすいので 起動したら この操作を お勧めします。
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【その他】
その他の設定を行います。
シークエンスの並べ替え
・日付順で並べ替え・・・・・・・・・・・・・・・・・デフォルトの設定です。コールの作成日付順にシークエンスリストを表示します。
・ユーザーによる並べ替えを保存・・・・・・シークエンスの並べ替えを保存するにはこの設定にする必要があります。
・状態順で並べ替え・・・・・・・・・・・・・・・・・状態別(チェック済みやコールNGなどのマーク)に並べ替えします。
コール履歴
・日付・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コール履歴を追加するときの日付です。自動で今日の日付が初期設定されます。
・パーティー・例会名・・・・・・・・コール履歴に追加するパーティーまたは例会名を入力します。
チップタイマー
・1チップ(分)・・・・・・・・・・・・・チップタイマーの初期値を分で入力します。
・カウントアップ/ダウンタイマー・・・カウントアップタイマー/カウントダウンタイマーを切り替えます。
印刷
・著作者・・・・・・・・・・・・・・・・・・印刷時に表示する著作者を入力します。
・Noteの印刷・・・・・・・・・・・・・・印刷時にNoteも一緒に印刷する/しないを設定します。
・隊形の印刷・・・・・・・・・・・・・・印刷時に隊形の印刷をする/しないを設定します。
コールリスト
・コールリストの・・・・・・・・・・・・・コールリスト表示時の行間マージンをピクセル単位で設定します。
行間マージン(ピクセル)
部分書式
・部分書式あり/なし・・・・・・・・・・・・・・・・コールリストの部分書式指定の有効/無効を切り替えます。
詳しくは部分書式設定を参照してください。
読込ファイル別名保存
・読み込んだシークエンステキストに・・・・・・・・・・・・・・・・このオプションを有効にすると、"シークエンステキストを読込"を行った際に
日付を付けて別名保存読込ファイルをバックアップフォルダに
"Backup[年月日時分秒]-[ファイル名]で保存します。
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